タオルの寿命がどのくらいかご存知ですか?今回は、タオルの適切な交換時期や寿命を延ばすコツを詳しく解説します。さらに、おすすめのタオルもご紹介。お気に入りのタオルをなるべく長く快適に使えるようにしましょう。
タオルの寿命
タオルには、明確な寿命がありません。生地の種類や使い方、お手入れの仕方によって寿命はさまざまです。ただ、使用頻度による寿命の目安はあります。では、タオルはどのくらいの間使うと、替え時を迎えるのでしょうか。まずは、使用環境ごとにタオルの寿命の目安をご紹介します。
ホテルやスパのタオルの寿命は約30〜40回
タオルの使用頻度が高いホテルやスパでは、30〜40回の洗濯回数を目安にタオルを交換するといわれています。洗濯30〜40回は肌触りや吸水力が悪くなる1つの目安。実際には、もっと長く使える可能性もあります。
ただ、ホテルやスパでは、お客様に衛生的でふかふかの状態のタオルを提供し続けるために、余裕を持って交換時期が設定されているのです。
家庭のタオルの一般的な寿命目安は約1年
家庭のタオルの寿命の目安は、1年程度といわれています。実際の寿命は使い方や洗濯の頻度で変わりますが、快適に使うための目安と考えておくと交換時期がわかりやすくて便利です。
例えば、複数のタオルを使っていて、1枚あたり週1回の頻度で洗濯する場合、7〜9ヶ月で寿命を迎えることになります。交換のタイミングをわかりやすくするために、1年程度と考えるとよいでしょう。「年末に交換する」などルールを決めると、交換のタイミングを覚えやすいです。
タオルの替え時の目安
タオルの寿命には洗濯30〜40回や1年などの目安がありますが、実際の替え時は手触りや見た目で判断する方がよいでしょう。例えば、1年経っていなくても、使い方によっては繊維が傷んで使用できなくなることがあります。交換時期の目安として考えられるのは、以下の通りです。
肌触りが悪くなったとき
肌に触れた瞬間のふわふわ感がなくなり、ごわつきを感じる場合、タオルの寿命かもしれません。新品のタオルはやわらかくて気持ちよいですが、使っているうちに繊維がダメージを受け、ごわごわとした感触に変わっていきます。
そのまま使うと不快に感じ、肌がこすれて痛みやかゆみの原因になる可能性もありますので、替え時と考えましょう。
嫌なニオイが落ちなくなったとき
何度洗ってもニオイが消えないときも、タオルの替え時です。タオルに皮脂や汚れが蓄積していくと、雑菌が繁殖して嫌なニオイになることがあります。お湯でつけ置き洗いをすると落ちることもありますが、雑菌がタオルの奥深くまで入ると、ニオイが染みついてなかなか取れません。
つけ置きしてもニオイが取れないときや、一度取れても再びニオイが発生するようなときは、交換時期だと考えましょう。嫌なニオイを我慢してまで使い続ける必要はありません。
吸水力が落ちたと感じたとき
吸水力が落ちてタオルとしての役割が果たせなくなったときは、交換のタイミングです。タオルは使用と洗濯を繰り返すと、繊維が傷んで次第に吸水力が落ちていきます。
吸水力が低下したタオルを使い続けることも可能ですが、体を拭いたのに水分が残ると不快に感じるでしょう。吸水力を復活させる方法もありますが、工夫しても改善が見られないときは交換時期です。
ほつれや穴開きが目立つとき
ほつれや穴がひどいときは、タオルの替え時です。タオルは洗濯を繰り返すと、ほつれや穴が出てくるようになります。ちょっとしたほつれならハサミで切れば使えますし、小さな穴であれば使用には問題ありません。ただ、ほつれや穴が目立つ場合は、寿命と考えた方がよいでしょう。
変色したとき
タオルに黒ずみや黄ばみなどの変色が見られるときは、交換時期です。変色の原因はさまざまで、他の衣類の色移りや漂白剤による色落ちなら見栄えは悪くなるものの、使用には問題ありません。しかし、黒ずみや黄ばみには注意が必要です。
まず、黒ずみはカビの可能性があります。カビが好むのは、暖かくて湿度が高く、皮脂汚れなどのエサがたっぷりとある場所。つまり、春や夏の時期に皮脂が蓄積したタオルを濡れたままで放置すると、カビが発生しやすくなります。そのまま使い続けるのは不衛生です。
また、黄ばみは皮脂汚れや洗剤の蓄積によって起こる可能性があります。皮脂や洗剤は繊維に少しずつ溜まっていくため、通常の洗濯ではなかなか取れません。放置すると雑菌の繁殖やカビの原因となることがあります。つけ置きで改善することもありますが、落ちないときは替え時です。
機能的で使いやすい!おすすめタオル7選
タオルをなるべく長く快適に使いたいなら、機能にもこだわってみましょう。ここでは、ハンズで購入できるタオルの中から、選りすぐりの機能的なタオルをご紹介します。暮らしが心地よくなる一枚をぜひ見つけてみてください。
ふわふわの贅沢感【ヒオリエ(HIORIE) #バスタオルやめました。】
ヒオリエ(HIORIE) #バスタオルやめました シャドウブルー 1,078円(税込)
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サイズ:幅40×長100cm
ボリュームとコンパクトさを両立させた理想的なタオル。太い糸で仕上げたふかふかタオルですが、大きめのフェイスタオルサイズのため、バスタオルと比べて場所を取りません。また、バスタオルよりも乾きやすく、雑菌の繁殖やニオイが気になる方にもおすすめです。
速乾性抜群【洗濯脱水するだけですぐ乾くタオル スリムバス】
洗濯脱水するだけですぐ乾くタオル スリムバス グレー 880円(税込)
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サイズ:幅34×長120cm
〈洗濯脱水するだけですぐ乾くタオル〉は、速乾性を追求したタオルです。マイクロファイバーに中空糸をあわせて、吸水力をアップさせています。洗濯後も乾きやすいため、毎日のケアが簡単。部屋干しによる雑菌の繁殖やニオイを避けたい方におすすめです。天然繊維のコットンを組み合わせているため、風合いも楽しめます。
独自の抗菌防臭・消臭加工技術を採用【HandMarks お肌がよろこぶフェイスタオル】
ハンズオリジナル Hand Marks お肌がよろこぶフェイスタオル グレー 2,000円(税込)
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サイズ:幅34×長85cm
日本アトピー協会推奨のタオルです。肌のことを考えて糸の原料や天然加工にこだわっており、赤ちゃんにもおすすめです。使い心地もよく、織り方や糸の太さを調整することでやわらかさや高い吸水性を実現。抗菌・消臭効果にも優れており、汗臭や生乾き臭への効果が期待できます。
ホテル気分でバスタイム【ホテルスタイル スリムバスタオル 】
ホテルスタイル スリムバスタオル ネイビーブルー
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サイズ:幅34×長120cm
ホテルのような使い心地にこだわったタオル。吸水性が高く、しっかりと拭けて毎日のバスタイムで快適に使えます。バスタオルに比べスリムに洗濯、収納ができ、フェイスタオルよりたっぷり拭ける新サイズです。
家族みんなで使える【エアーかおる ダディーボーイ エニータイム】
エアーかおる ダディーボーイ エニータイム マウンテンブルー 2,640円(税込)
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サイズ:幅34×長120cm
やわらかな手触りとボリューム感、吸水力を兼ね備えたバランスのよい人気タオル。赤ちゃんから大人まで幅広い年齢層で使え、使い勝手がよいので一度使ったら手放せなくなる万能タオルです。
出産祝いや引き出物に【雲の上のタオル 白雲HACOON バスタオル】
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サイズ:幅60×長120cm
〈雲の上のタオル 白雲HACOON バスタオル〉は、綿花本来のやわらかさ・吸水性を引き出すことをコンセプトとしたおすすめのバスタオルです。低速織機を採用したことで、やわらかい質感に仕上げています。
今治の厳しい品質基準をクリアした証である「今治タオル」のマークがついているのも注目すべきポイント。使い心地がよくて長持ちするバスタオルを探している人や、出産祝いや引き出物などのギフト用にもおすすめです。
コットン100%【ハンズオリジナル 今治バスタオル(やわらか)】
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サイズ:幅62×長130cm
〈ハンズオリジナル 今治バスタオル(やわらか)〉はコットン100%でつくられており、太さの異なる糸を効果的に撚り合わせて織上げることで、弾力のあるやわらかな肌触りに仕上がっています。
今治タオルの厳しい審査をクリアしており、タオルには「今治タオル」のブランドタグも付いています。カラーはホワイト・ネイビー・ブラウンを含め4色展開と、どれもシーンや年代を問わず使いやすいシンプルな色なので、日常使いにはもちろんちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
タオルの寿命を延ばすコツ
お気に入りのタオルの寿命を延ばすためには、正しいケアが不可欠です。ただ、ケアといっても、時間のかかるお手入れは必要ありません。少し気を配るだけで寿命が驚くほど変わります。タオルの買い替え頻度を減らせるように、6つのコツを押さえて実践しましょう。
①摩擦に気をつけて洗濯する
タオルと衣類を一緒に洗う場合、摩擦が起きて繊維が傷み、寿命が縮む原因になることがあります。タオルを長持ちさせたい場合は、できるだけ摩擦を防ぐ洗い方をしましょう。
例えば、洗濯機へ詰め込みすぎないようにしたり、たっぷりの水で洗ったりするだけでも摩擦を軽減できます。また、金具がついている洋服と一緒に洗うときは、洗濯ネットに入れて洗う方法もおすすめです。
②柔軟剤の使いすぎに注意する
柔軟剤はタオルをふんわりとやわらかくするために使われますが、実は使いすぎるとタオルの寿命を縮める原因となります。繊維がコーティングされ、水を吸う力が低下してしまうためです。柔軟剤を使用するときは、くれぐれも頻度や使用量に注意しましょう。
③洗濯機に長時間放置しない
タオルの寿命を伸ばしたいなら、洗濯後はタオルを洗濯機からすぐに取り出して干しましょう。濡れたタオルを洗濯機内に放置すると雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因となります。また、洗濯槽にも雑菌が増えやすくなり、非常に不衛生です。
うっかり洗濯物を干し忘れて洗濯機に放置してしまった場合は、もう一度洗い直してすぐに干しましょう。このとき、除菌成分が入った部屋干し用洗剤を入れて洗うと、菌の増殖が抑えられる可能性があります。
④タオルのしわを伸ばしてから干す
洗濯後のタオルを軽く振ってしわを伸ばしてから干すと、ふわふわの手触りが戻ります。洗濯によるごわつきを防ぎ、寿命を延ばすのに効果的です。また、しわが伸びることで風通しもよくなり、乾きやすくなる効果も期待できます。
⑤風通しのよい場所で陰干しする
タオルの寿命を延ばすには、干す場所も大切。直射日光に当てすぎるとタオルの色あせや繊維の劣化が進むため、陰干しがおすすめです。なるべく早く乾かしてカビの発生を防ぐために、風通しのよさにもこだわりましょう。
⑥複数のタオルをローテーションしながら使う
同じタオルを集中的に使うと、早く劣化して寿命が短くなります。タオルは複数用意し、ローテーションして使うことで、寿命を延ばしましょう。
上手にお手入れしてタオルの寿命を延ばそう
タオルは使えば使うほど劣化していきますが、毎日の生活に欠かせないものだからこそ、長持ちさせて心地よく使い続けたいですよね。今回の内容を参考に、毎日の洗濯方法や干し方に少し工夫を加えて、お気に入りのタオルの寿命を延ばしましょう。
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