サンダルの洗い方とお手入れ方法を素材別にご紹介!必要なものや注意点もあわせて解説

お気に入りのサンダル、きちんとお手入れしていますか? サンダルは、ラバーや布製、本革、スエード、コルクなど、素材によって最適な洗い方やお手入れ方法が違います。今回は、臭いを防ぐポイントやお手入れの注意点もご紹介。正しいケアで、いつでも清潔&快適な履き心地をキープしましょう。

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サンダルをお手入れする前に知っておきたいこと

サンダルをお手入れする前に知っておきたいこと

サンダルは素足で履くことが多いため、気づかないうちに汚れや臭いが蓄積しがち。お気に入りの一足をきれいに長く履き続けるために、サンダルの汚れや洗い方に関する基本を押さえましょう。

サンダルの汚れ・臭いの原因は?

サンダルの汚れや臭いの主な原因は、汗・皮脂・角質の蓄積。足の裏は特に汗をかきやすく、湿気がこもることで雑菌が繁殖し、角質や皮脂が付着すると黒ずみを引き起こすことがあります。また、砂ぼこりや泥汚れを放置すると、劣化や変色を招くため注意が必要です。

サンダルの汚れ・臭いの主な原因

  • 汗や皮脂の汚れ:足裏の汗が染み込み、黒ずみや臭いの原因に
  • 角質や皮膚のカス:剥がれ落ちた皮膚が付着し、黒ずみが起こる
  • 泥や砂ぼこり:屋外での使用後に付着しやすく、放置すると変色や劣化を招く
  • 湿気によるカビ:汗や雨で濡れたまま放置すると、カビが発生する

水洗いできる素材とできない素材がある

サンダルをお手入れする前に、「水洗いできる素材」と「水洗いできない素材」をチェックしましょう。間違った洗い方をすると、型崩れや色落ちの原因になることがあります。

水洗いの可否

  • 水洗いできる素材:ラバー(ゴム)、布
  • 水洗いできない素材:本革、スエード・ヌバック、コルク、ジュート・リネン
 

素材別に見るサンダルの洗い方&お手入れの手順

素材別に見るサンダルの洗い方&お手入れの手順

サンダルは、素材ごとに適した洗い方やお手入れの方法が異なります。誤った方法による型崩れや劣化を起こさないように、各素材に適した洗い方やお手入れの手順をチェックしておきましょう。

ラバー(ゴム)サンダルの洗い方

ラバー(ゴム)サンダルの洗い方

ラバー製のサンダルは水や汚れに強く、水洗いができるため比較的お手入れが簡単な素材です。ただし、汚れが溜まると黒ずみや臭いの原因になるため、こまめに洗うことが大切です。適切な洗い方できれいな状態をキープしましょう。

ラバーサンダルを洗う際に必要なもの

  • 中性洗剤
  • ブラシ
  • タオル

ラバーサンダルの洗い方

  1. 軽くブラッシングして、ほこりや汚れを落とす(大きな汚れはシャワーで落とす)
  2. 洗面器にぬるま湯と少量の中性洗剤を加えて混ぜ、サンダルをつけおきする
  3. ブラシでこすり洗いする
  4. 洗剤が残らないように、流水でしっかりとすすぐ
  5. 吸水性の高いタオルで、余分な水分を拭き取る
  6. 直射日光を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させる

頑固な汚れもスッキリ【ウタマロ ウタマロリキッド】

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中性・無けい光の部分洗い用液体洗剤。サンダルや靴、スニーカーなどの黒ずみ汚れをしっかりと落としたいときに活躍します。肌にやさしい中性洗剤なので、手洗いをするときでも安心です。洗濯機でも使用でき、洗濯機対応のラバーサンダルを洗う際にも便利。

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吸水性と速乾性に優れたマイクロファイバータオル。サンダルを洗ったあとの水分を素早く吸収し、ムラなく拭き上げます。耐久性も高く、300回以上洗濯を繰り返しても使用可能です。

布製サンダルの洗い方

布製サンダルの洗い方

布製サンダルは水洗いが可能で、比較的お手入れしやすいですが、繊維の奥に汚れが溜まりやすいのが特徴。放置するとシミや臭いの原因になるため、定期的に洗いましょう。やさしく洗うことで型崩れや色落ちを防ぎ、長くきれいに履き続けられます。

布製サンダルの洗い方に必要なもの

  • 中性洗剤
  • ブラシ
  • タオル

布製サンダルの洗い方

  1. 軽くブラッシングして、ほこりや汚れを落とす(大きな汚れはシャワーで落とす)
  2. 洗面器にぬるま湯と少量の中性洗剤を加えて泡立て、サンダルをつけおきする
  3. ブラシでこすり洗いする
  4. 洗剤が残らないように、流水でしっかりとすすぐ
  5. 吸水性の高いタオルで、余分な水分を拭き取る
  6. 直射日光を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させる

スエード・ヌバックのサンダルのお手入れの手順

スエード・ヌバックのサンダルのお手入れの手順

スエードやヌバック素材のサンダルは、水洗いができないデリケートな素材。適切なお手入れをしないと、毛羽立ちや色落ちの原因になるため注意が必要です。専用のブラシやクリーナーを使い、やさしくケアすることで、きれいな質感を保ちましょう。

スエード・ヌバックのサンダルのお手入れに必要なもの

  • スエード・ヌバック専用ブラシ
  • タオル

スエード・ヌバックのサンダルのお手入れ方法

  1. 軽くブラッシングして、ほこりや汚れを落とす
  2. 水で濡らして固く絞ったタオルで、軽く拭く
  3. 汚れがひどい場合は専用クリーナーを使う
  4. 直射日光を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させる
  5. 乾燥後、再度ブラッシングして毛並みを整える

細かい汚れもしっかりキャッチ【サフィール ブリストルブラシ】

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ハンドル付きの豚毛100%ブラシ。スエードやヌバックの起毛部分に入り込んだほこりや汚れをしっかり落とす設計です。フランス製の上質なブラシで、サンダルをやさしくケアできます。

スプレーするだけで簡単【M.モゥブレィ(M.MOWBRAY) スエードクリーナー】

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スエード・ヌバック・ムートン(シープスキンスエード)素材の汚れを落とす専用クリーナー。頑固な雨じみや油じみにも対応し、スプレーして拭き取るだけで簡単にサンダルをケアできます。保革成分を配合し、サンダルを傷めずにお手入れできるところも便利。忙しい人でも手軽にクリーニングできる一本です。

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本革サンダルのお手入れの手順

本革サンダルのお手入れの手順

本革のサンダルは高級感があり、使ううちに味が出てくるところが魅力ですが、水や汚れに弱く、適切なケアが欠かせません。放置するとシミやひび割れの原因になるため、定期的なお手入れできれいな状態を保ちましょう。

本革サンダルのお手入れに必要なもの

  • 革専用クリーナー
  • 革用クリーム

本革サンダルのお手入れ方法

  1. 乾いた布で汚れを拭き取る
  2. 革専用クリーナーで汚れを落とす
  3. 乾燥させる
  4. 革用クリームを薄く全体に塗り、保湿する
  5. 布で余分なクリームを拭き取る

コルク製サンダルのお手入れの手順

コルク製サンダルのお手入れの手順

コルク製のサンダルは軽量で履き心地がよい一方、水に弱く劣化しやすい素材です。適切なお手入れをしないと、ひび割れや変色の原因になるため、正しい方法でケアしましょう。

コルク製サンダルの洗い方に必要なもの

  • 中性洗剤
  • ブラシ
  • タオル

コルク製サンダルのお手入れ方法

  1. 洗面器にぬるま湯と少量の中性洗剤を加えて混ぜ、洗剤液をつくる
  2. ブラシ(またはタオル)に洗剤液をつけて、気になる部分をやさしくこする
  3. 水ですすいで固く絞ったタオルで洗剤を拭き取る
  4. 直射日光を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させる

ジュート・リネン製サンダルのお手入れの手順

ジュート・リネン製サンダルのお手入れの手順

ジュートやリネンなどの自然素材を使用したサンダルは、通気性がよく軽やかな履き心地が魅力。ただし、水に弱く型崩れしやすいため、水洗いは避け、部分的なお手入れを心がけましょう。

ジュート・リネン製サンダルのお手入れに必要なもの

  • 中性洗剤
  • ブラシ
  • タオル

ジュート・リネン製サンダルのお手入れ方法

  1. 軽くブラッシングして、ほこりや汚れを落とす
  2. 洗面器にぬるま湯と少量の中性洗剤を加えて混ぜ、洗剤液をつくる
  3. ブラシ(またはタオル)に洗剤液をつけて、気になる部分を軽く叩くように拭き取る
  4. 水ですすいで固く絞ったタオルで洗剤を拭き取る
  5. 直射日光を避け、風通しのよい場所で自然乾燥させる
 

サンダルの臭いや汚れ対策

サンダルの臭いや汚れ対策

サンダルは素足で履くことが多いため、汗や皮脂汚れが溜まりやすく、放置すると臭いや黒ずみの原因になります。清潔な状態を保つために、洗うだけでは防ぎきれない臭い対策や、汚れを蓄積させない工夫を知っておきましょう。

重曹を活用して消臭する

重曹を活用して消臭する

臭いを吸収する重曹は、サンダルの消臭に役立ちます。手軽にできる方法は次の2つです。

重曹パウダーを使う方法

  1. 重曹をお茶パックや布袋に入れる
  2. サンダルのインソール部分に置く
  3. 定期的に交換する

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重曹スプレーを使う方法

  1. スプレーボトルに水100mlと小さじ0.5〜1杯程度の重曹を入れてよく振る
  2. サンダルのインソールやストラップ部分に吹きかける
  3. 乾いた布で軽く拭き取り、陰干ししてしっかりと乾燥させる

履いたあとにタオルで拭く

履いたあとにタオルで拭く

汗や皮脂汚れが付着したままだと、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いや黒ずみの原因に。履いたあとはサンダルのインソールやストラップ部分をタオルで軽く拭いて、清潔な状態をキープしましょう。毎回拭くのが難しいときは、2〜3回に1回を目安に拭き取るのがおすすめです。

ソールはブラッシングでお手入れする

サンダルのソールには、泥やほこりが溜まりやすく、放置すると黒ずみや臭いの原因に。履いたあとに軽くブラッシングし、清潔な状態を保ちましょう。

しっかり汚れをかき出す【ジェイソンマーク(JASON MARKK) スタンダード クリーニングブラシ】

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毛先が硬く、ソールの溝に入り込んだ汚れをしっかり落とせるブラシ。日常的なお手入れにぴったりで、ソールを清潔に保つことでサンダルの寿命を延ばします。見た目がシンプルかつおしゃれで、玄関インテリアの邪魔になりません。

 

サンダルの洗い方やお手入れに関する注意点

サンダルの洗い方やお手入れに関する注意点

サンダルを長く清潔に履くためには、正しい洗い方だけでなく、乾燥方法や保管の仕方にも気を配ることが大切。ここでは、サンダルを傷めないために気をつけるべきポイントをご紹介します。

直射日光を避ける

直射日光は、サンダルを劣化させる原因の1つ。例えばラバーサンダルは熱で変形し、本革やスエードのサンダルは、強い日差しにさらされると乾燥でひび割れのリスクが高まります。お手入れ後に乾かす際は、直射日光に当てないように注意しましょう。

風通しのよい場所で乾燥させる

風通しのよい場所で乾燥させる

湿気がこもるとカビや臭いの原因になるため、サンダルは風通しのよい場所でしっかりと乾燥させることが大切です。室内に風通しのよい場所がない場合は、穏やかな扇風機の風を当てると効率的に乾かせます。

乾燥機やヒーターの使用はNG

乾燥を早めるために乾燥機やヒーターを使うのは避けましょう。ゴムが変形したり、革製品が硬化したりなど、サンダルがダメージを受ける可能性があります。乾かす際は、自然乾燥を基本とし、できるだけやさしく扱うのがポイントです。

収納時は型崩れに注意する

収納時は型崩れに注意する

サンダルを収納する際は、型崩れにご注意を。特に本革やスエード素材のサンダルは変形しやすいため、シューキーパーを入れるか、新聞紙を詰めて形をキープしましょう。

 

正しい洗い方&お手入れでお気に入りのサンダルをきれいに履こう

サンダルを長く快適に履くには、こまめなお手入れが欠かせません。素材ごとの洗い方を実践し、汚れや臭いをしっかりと落として、お気に入りの一足をいつでも気持ちよく履けるようにしましょう。

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