梅田店のオカシューです。
今回は防災用の保存食に、長期保存できるお菓子も加えていただきたいというお話です。
見ただけで味が分かるおなじみのお菓子や、中身はもちろんパッケージにも工夫をこらしたものなどをご紹介します。
お読みいただき、ぜひ防災用保存食にお菓子も加えていただきたいです。
お菓子があった方がいい理由
何故お菓子があった方が良いのでしょう?
大規模な災害時には、日常が非日常にがらっと変わってしまいます。
活動に必要な水や食料はもちろん大切ですが、非常食の中に食べなれたお菓子があることで少し気持ちを日常に近づけることが出来て安心できると思うのです。
また、例えば保存食のご飯とかですと一食分まるまる出来てしまいますが、お菓子は少量ずつ食べられてつくる手間もありません。
個包装の物も多く「これあげる」と分け合えるのも、とても良いですね。
災害の非常時で少しでもほっとできそうな、4種類のおすすめのお菓子をご紹介します。
①えいようかん
井村屋 えいようかん 60g×5本入 648円(税込)
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井村屋のようかんと聞けばまちがいなくおいしそうです。
まずパッケージに注目です。よく見ると点字があるのが分かりますでしょうか。
パッケージの底に解説があります。
その他にもパッケージに多くの工夫が施されています。
・長期保存の為に強化段ボールに撥水コートをしている
・災害伝言ダイヤル「171」の使い方を解説
・キラキラして見つけやすいホログラムを「備」の文字に使用
・暗闇でも手触りでどこが開け口かわかるような設計
パッケージの工夫と、ようかん本体の開発の経緯は井村屋さんHPの
「●井村屋えいようかん★開発ストーリー」に
読みやすいマンガで解説されていますのでぜひお読みください。
箱の中身はこんな感じです。
落ちている破片は、開封すると必ずちぎれるパーツです。開封後に中身を入れ替えたりできない工夫です。
中身のパッケージも、酸素や光を通さない丈夫なフィルムでできています。
フィルムをひねりながらひっぱるとスルッと開けられます。
開けたら、下から押し出して最後まで片手で食べることができます。
味ははっきりとした甘みがあり、1本でも満足感があります。
正直一度に2本は食べきれない感じです。小さい子なら食べる直前に切って半分にしてもいいと思います。切っても持ちやすいし。
井村屋さんのHPで詳しく解説されていますのでこちらもぜひご覧ください。
②ビスコ保存缶
江崎グリコ ビスコ保存缶 30枚入り 534円(税込)
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パッケージを見るだけで中身がわかってしまうデザインで安心感がありますね。
フタを開けて中身を確認してみましょう。
5枚入りが6袋入っています。シェアするのにちょうどいい量ですね。
ちなみにこれは普通のビスコ。
家族に食べ比べてもらったところ、
「同じ(おんなじ)やん」との感想でした。
この「おんなじ」が災害の非常時の中でホッとできるポイントですね。
缶には「災害伝言ダイヤル171」の使い方と「賞味期限お知らせシステム」へのQRコードがあります。
「賞味期限お知らせシステム」とは、登録した保存食の賞味期限が近づいて来るとお知らせメールが来るシステムです。
(利用にはグリコメンバーズへの登録が必要)
賞味期限の日付の1ヶ月前・3ヶ月前・1年前・2年前・3年前・・・・にお知らせのメールが届きます。
登録できるのはグリコの保存食だけなので、今のところ「ビスコ保存缶」と「常備用カレー職人」のみです。
でも家にある全ての保存食の期限を登録するのも大変なので、グリコのお知らせメールが来たら他のもチェックするきっかけになると思います。
メンバー登録に抵抗がなければ試しに登録してみても良いのではと思います。
③ライスクッキー
尾西のライスクッキー ココナッツ 8枚入り 280円(税込)
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1番の特徴はクッキーなのに卵や小麦などの「アレルギー物質(特定原材料等)28品目不使用」という所です。
災害時に食物のアレルギーのある方でも安心して食べられます。
また、知り合いの子に分配する時もその子にアレルギーがあるかどうかを、あんまり心配せず食べてもらうことが出来ますね。
固めかなと思いましたが、とても柔らかく口どけの良いしっとりした食感です。
個包装ではないのが残念ですが、とてもやわらかいので破損を避けるためにケースに入れる必要があるのでしょう。
洋菓子店「ガトウ専科」のパティシエが焼き上げましたと書いてあります。
調べてみると新潟県見附市に本社があるお菓子メーカーで、新潟県内にのみ実店舗13店舗があるそうです。
お値段もリーズナブルなので、日常的にオヤツとして食べられそうですね。
④たべっ子どうぶつ
ギンビスxIZAMESHI 厚焼きたべっ子どうぶつ 475円(税込)
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子どもたちにおなじみの動物たちがヘルメットや頭巾をかぶって防災用品を持っています。
非常時でも安心感を持ってもらいつつ、動物たちも避難していることで緊張感も忘れないでねと伝える秀逸なデザインです(個人の感想です)
フタが独特で、フタをめくってしまえば缶のフチは完全に丸くなっていて手を入れてもケガをする心配は全くありません。
食べた後に缶を再利用する時も安心です。
中身はこんなかんじで、動物の種類は46種類あるそうですが全部入っているのかは確認していません。
いつも見かけるたべっ子どうぶつより厚みがあります。それで商品名に「厚焼き」が付いているのですね。
ちなみにこれは近所で買ってきたノーマルのたべっ子どうぶつのバター味。
並べてみると違いがわかります。厚焼きの方がやや硬めでサクサク感が強いです。
ノーマルの方もサクッとしています。一回り小さくて薄いので幼児にはノーマルの方が食べやすいかも。
調べてみると、ノーマルのたべっ子どうぶつシリーズの中に「厚焼きたべっ子どうぶつ」もあるそうです。
スーパーではあんまり見かけませんが厚焼きの方が長期保存に向いているのかもしれません。
それにしてもこのパッケージは楽しいです。
余談ですが2025年5月には映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」が公開されるそうです。
予告編などはご紹介できないですが、興味のある方は検索してみてください。
今回は防災用の長期保存できるお菓子をご紹介しました。
メインの保存食に加えて、これらのお菓子もご準備いただきたいです。
過去にはお菓子以外の防災保存食のご紹介をしたことがあります。こちらもぜひ見ていただきたいです。
「防災用保存食、食べてみましたか? 普段の食材としても使えるんです!」
「冬のお手軽アウトドア!歩いている間にでき上がる携帯おにぎりと簡単湯沸かしバッグを持って公園に出かけてみました!」
「防災用保存食を日常の食材として使う!イザメシのアレンジレシピでローリングストックもバッチリ!」
主食になるごはんやおかずや水などとともに、お菓子もぜひ備蓄していただくことをおすすめいたします。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
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